こんな個人的なサイトに
残しておいてもしょうがないのだが、
三浦春馬さんの追悼サイトにメッセージを送ったので、
ここに転載しておきます。


しばらくしたら格納しますので、今日だけ。






・・・・・・・・・・


春馬さん、
こんな風にはじめてメッセージを送るのが寂しいです。
あなたを初めて知ったのは映画「君に届け」でした。
最初に爽子ちゃんの髪についた花びらを
取ってあげたあとの一瞬の笑顔があまりに素敵で、
こんな本当の王子様みたいな人がいるんだ、と
ドキドキしたのを覚えています。
ラストシーンの、呟くような
「夢みたいだ」も大好きです。
あんなにかわいい、そしてうつくしい、
告白とその答えのシーンを私は今も他に知りません。

それから、
去年のキンキーブーツ再演を当日券で見ました。
どうしても見たくて4時間(‼)電話し続けて、
ようやくとった当日券は、驚くほどいい席でした。
どんな感じかな、と思って見始めましたが、
ローラが出てきた時の衝撃は忘れられません。
美しく、しなやかで、圧倒的なオーラ。
全員が魅力的なキャスト揃いのステージにあってさえ、
ローラが次にいつ出てくるかをずっと待ってしまうような
凄まじい存在感と魅力でした。
本当に本当にきれいだった。
明るくてかわいくて親切で、そのくせ少し寂しそうで。
完全にローラに恋をしてしまい、
その後大急ぎでまたも3時間の当日券電話争奪戦に
参戦したのも思い出されます。

私は結構長いこと演劇や舞台を見てきましたが、
キンキーブーツが終わったとき、
「三浦春馬が舞台に立って演じない限りは
このローラにはもう会えない」という、
お芝居そのものの刹那性と、
だからこそ見ることができる苦しいほどの憧憬を、
あらためて考え、そして感謝しました。
だから芝居は素晴らしい、ここに、
この人たちが揃わなければ
二度と再現できない世界がある、
という根本的なことを思い出させてくれました。

今年明けてすぐのシンシア・エリヴォ、
マシュー・モリソンとのミュージカルコンサートも
本当に素晴らしかったです。
全身が楽器のように鳴るシンシアの素晴らしい歌唱を
中心とした舞台で、
あなたはひときわ大きく光る太陽のそばにある、
一等輝く星のようでした。
メインであるシンシアを引き立たせ、邪魔もせず、
かといって下がりすぎず、穏やかで端正な佇まいと
確かな歌唱力でみごとなコンサートを形作っていました。

春馬さん、私が今よく思い出すのは、
あのときシンシアと歌ってくれた
「The Greatest Showman」の「Rewrite the Stars」です。
私は実はこの映画をずっと見る機会がなくて、
この超有名曲をあなたとシンシアのデュエットで
初めて聴きました。なんてすばらしい曲だろう!と、
帰りに大急ぎで検索し、その後に映画も見ました。

あなたがこの世を去ったとき、
私は娘と昼寝をしていて、起きてすぐに家族から
LINEが来たことでその事実を知りました。
寝起きの娘の熱を持った手足と、
ひんやりした悲しいニュースの落差に頭がついていかず、
スマホを持つ手が震えました。
正直今になっても、とても現実とは思えないし、
あなたにとっても、いつも通り、超えられるはずの夜
だったのではないかと何度も何度も考えています。

輝くような笑顔の風早くん、美しいローラ、
ほかにも数えきれないほど多くの役、
素直でかわいらしい雰囲気の素の春馬さん。
どれもこれもとても忘れられず、
きっとこれからもずっとあなたは
私含め、ファンのみんなの心の中で生きているでしょう。

でも、
いまも「Rewright the Stars」が響いているのです。
あの日にあなたを連れ去ってしまった
孤独な夜に向かって、
「Rewright the Stars、tonight(運命を変えてよ、今夜)」
「Say that it's possible(できるって言ってよ)」と
願っても仕方ないことを、願い続けています